合気道の精神
せいせいかい・いずみ
トップ 合気道の紹介 稽古場所 体験入門/入会案内 指導者紹介 昇級昇段審査 ギャラリー

合気道の精神

日本古来の武術の伝統を引きつぐ合気道には、ほかの競技スポーツのように記録を更新したり、勝敗を競うということはない。そのために、稽古でも試合形式をとらず、1つ1つのわざの反復に終始している。

それは、合気道には、勝ち負けという相対的な考え方がなく、絶対に勝たなければならない立場に自分を置くからであろう。そのためには、精神修養も必要とされ、精神面が充実していなければ、ほんとうのわざを修得したとはいわれない。

絶対に勝つという信念のもとに稽古を続けていれば、やがてわざが身につき、とっさの場合、ひとりでにわざが出、思いもかけない力と気力を感じるようになる。

現在、合気道の道場には、さまざまな人達が稽古にやってくる。なかには、ケンカに強くなりたい一心でやってくるのもいるが、1週間もすれば逃げ出してしまう。もちろん、清潔、厳粛な道場で、礼儀を重んじ、礼節をわきまえ、きびしい練習と苦痛に耐えて稽古を続けていくうちに、最初の性悪な考えを捨てて、ほんとうに稽古に励む人もいる。

合気道を続けていくうちに、殺伐(さつばつ)とした気持ちがやわらぎ、広い心で人の気持ちを察し、物ごとを素直に受け入れる人間性を形成していく。やがて、自分に対する自信が人間の心を豊かにすることを、身をもって体験するようになる。これが合気道の精神だ、と私は思う。

 

『図解合気道入門』より

Copyright (C) 2007 養神館合気道 精晟会いずみ All Rights Reserved.